お口の健康と全身の健康はとても深い関係にあります。むし歯や歯周病は口の中のことですが、歯周病菌とその毒素は血流に乗って全身に回っているのです。

現在、成人の約80%が歯周病にかかっていると報告されている

歯周病は生活習慣病のひとつです

国民病ともいえる、歯周病の正しい知識を持つことが大切です。初期段階の自覚は少なく“サイレントディジーズ(静かな病気)”と呼ばれており、かなり進行してから気づきます。また、全身への影響がつぎつぎと解明されています。

家族のために禁煙しませんか?

タバコの影響を最初に受けるのがお口です

喫煙は歯周病を悪化させ、さらに歯を失う原因に。
ひどい口臭や歯肉の黒ずみにもつながります。その悪影響は深刻で、子どものお口を診ると家族でタバコを吸う人がいるかどうかがわかるほどです。

ちゃんと鼻で息をしていますか?

百害あって一利なしの“口呼吸”

最近は“口呼吸”が増加傾向にあり、口の中が乾燥することで歯と歯ぐきを守っているだ液が行き渡らず、出る量も減ります。そうすると、だ液によるお口の中の浄化作用が十分に行えません。インフルエンザウイルスなどが体内へ侵入するのも簡単にゆるしてしまいます。