目標:要支援・要介護状態にならないために!
フレイルは、歯とお口から始まる!
「フレイル(虚弱)」という言葉をご存じですか?健康と心身機能の障害の境界にある状態で、放っておけば要支援・要介護状態へと進行します。そして、図のようにフレイルには歯とお口の機能維持が大きく関係しています。予防やトレーニングでその進行を遅らせることも、健康に戻ることも可能です。
オーラルフレイルチェック
下記の症状があったらフレイルかも?
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- 多くの歯の欠損や未治療の歯がある
- 食事で食べる品目や食事量が減る
- 硬いものが食べにくくなった
- お茶や汁物を飲むときにむせる
- 口が渇くようになった
- 日常生活での活動が低下し、動きにくくなった
オーラルフレイル予防・回復トレーニング
厚生労働省「健康づくりのための身体活動2013」より
習慣16 身体運動をする
少しずつ時間や回数を増やし、無理をしない。※通院中の方は主治医に相談してから始める
18~64歳>
- 毎日…身体活動(歩行や掃除など)を60分
- 週に1度…息が弾み、汗をかく程度の運動を60分
65歳以上>
- 毎日…身体活動(歩行や掃除など)を40分以上
- ウォーキングの目安…男性1日7000歩、女性1日6000歩
習慣17 社会参加する
人との交流によって社会とのつながりや生きがいなどを維持。
- 家族や知人などと食事やお話しを楽しむ
- 自分に合った活動を見つけて積極的に参加(健康、趣味、ボランティア活動、地域行事など…)
習慣18 栄養管理をする
※食事療法中の方は主治医と相談しながら進める
- 1日3食しっかり食べる
- バランスの取れた食事を心がける毎食→主食・主菜・副菜を各1品+その他
習慣19 お口の機能を保つ訓練
加齢によってお口の機能も老化しますが、トレーニングで維持・向上します。
習慣20 入れ歯は清潔に
- 食後には入れ歯をはずして洗う
- ねる前にも手入れをする(別紙ポスター参照)
通院が困難な高齢者や障がい者の皆さまへ
おうちでも歯の治療ができます!
条件が合えば無料で訪問歯科健診を受けられます。お気軽にご相談ください(相談無料)。
お問合せ/025-244-5231(新潟市在宅歯科医療連携室)
受付時間/月~金9時~17時※祝日を除く