せっかく豪華な料理を食べてもおいしく感じない、歯を食いしばるふんばりがきかずにスポーツでも力が入らない。年を取ったと感じた時は、歯の状態も見直しましょう。
老化はお口の中にもやって来る
お口の健康は介護予防につながります!
年を取るとかむ・飲み込むという機能も落ちます。食事中にむせて食欲がなくなり、低栄養になることも。また、お口のケアができなくなると不衛生になって、誤嚥(ごえん)性肺炎のリスクも高まってきます。
<お口の老化のサイン>かみにくい、飲み込みにくい、むせやすい、お口が乾く、口臭がきつい、しゃべりにくいなど。ケアを適切にすれば表情や気持ちも若返る!
<誤嚥性肺炎で命を落とす危険性>むし歯や歯周病を放置していると口の中の細菌がどんどん増えていきます。そのだ液があやまって肺に入る(誤嚥)と感染して肺炎が起こります。多くの高齢者が肺炎で亡くなっています。
歯は、かけがえのない財産
定期健診で、歯とQOLを守ろう!
定期健診を受けた人とそうでない人の残存歯数はまったく違います。1本抜けただけでもかむ力は落ち、かむことで与えていた脳への刺激も減ります。若い頃からの定期健診で10年後、20年後のQOL(生活や人生の質)を高めましょう。
入れ歯と上手につきあおう!
自分の歯のように、入れ歯もケアをして!
抜けた歯を放置せずに、入れ歯とうまくつきあえば運動や食事も維持できます。